
導入前の課題
- 廃棄物の収集・運搬を現場ごとに異なる委託先に依頼していたため、処理期間や費用もバラバラだった
- 廃棄物回収ニーズが重複して回収が遅れ、作業スペースを塞いで工事に影響を与えたり、撤退が遅れて全体の工期が延びることがあった
導入後の効果
- 廃棄物の収集・運搬を一括委託することで、管理業務が簡素化され、委託費用の平準化を実現
- 現場同士の廃棄物を同日に回収できるようになり、トータル運搬コストを削減
- 工事日数の短縮や現場美化にも成功
1都9県を対象に一括委託

太陽光パネルの設置業務などを請け負う電気工事会社M社様では、工事現場で発生する使用済みの木材パレットや緩衝材といった産業廃棄物(廃木材、廃プラスチック)の処理に課題を抱えていました。廃棄物の収集・運搬や処理の委託先は現場ごとにバラバラ。掛かる費用の見積もり金額や支払い金額も現場によって単価が異なっていたほか、廃棄物の回収手配から引き渡しまでに要する日数にもバラツキがありました。

広域をカバーできる収集・運搬会社に窓口を一本化したいという意向があったM社様に業務のパートナーとして選ばれたのが当社です。M社様が関東全域や甲信越と東海の一部エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、山梨、静岡の1都9県)を対象に実施していた遊戯施設向けパネル設置工事で生じる廃棄物の収集・運搬を受託することになりました。
同工事は各都県で同時に1〜2カ所で展開されており、収集・運搬のニーズ発生時期が重複するケースも少なくありませんでした。そのため、従来は工事が終了してもすぐに廃棄物を回収することができず、結果的に現場からの撤退が遅れて全体の工期が延びてしまうといった課題もあったほか、現場に残る廃棄物がスペースを奪い、迅速な工事作業の妨げになっていることもありました。
異なる現場の廃棄物を同日回収

これに対して、当社では自社車両や協力会社車両をうまく配車することで、現場に廃棄物を滞留させないようにしました。また、近い工事現場同士の廃棄物を同日に回収することで、M社様が負担されるトータル運搬コストの削減を実現しました。

1都9県の工事現場で発生する廃棄物の収集・運搬を当社に一括で委託することで、M社様は、委託先の選定や作業指示など煩雑な管理業務から解放されるとともに、委託費用の平準化、工事日数の短縮、現場の美化などに成功しました。
当社では、関東エリアを中心に広範なエリアをカバーできるネットワーク力を武器に、これからも様々なお客様の廃棄物の収集・運搬についての一元管理ニーズにお応えしていきたいと考えています。
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よくあるご質問
定期的な回収であれば、一般廃棄物サービスや機密文書処理といったサービスもご用意しておりますので、お困りの内容についてご相談下さい。