導入前の課題
- グループ19社分の大型移転に合わせ、廃棄物をスケジュール通りに処理したい
- 一部可能なものは買い取りに対応してほしい
- OA機器や書類など、機密情報の抹消も行ってほしい
導入後の効果
- 移転作業を実施していた業者と協業し、事前仕分けや日々の進捗確認を連携、廃棄処理を納期内に安全に実施
- あらかじめ買い取り可能と廃棄処分するモノを分類し、現場の搬出作業時間を大幅に短縮
- OA機器はデータ破壊や物理的破壊、書類は破砕および溶解処理を施し、機密データを完全抹消
事前仕分けで搬出作業時間を短縮
当社の親会社であるSBSホールディングスには、グループ19社、総計およそ1,800名分の本社オフィスの移転に際して、当社サービスをご利用いただきました。SBSホールディングスは入居するオフィスビル内で複数のフロアを契約されており、フロアごとに異なる日取りでの移転を予定していました。複数回にまたがる移転プロジェクトをどうやって効率よく、期日内に完了させるかが大きな課題でした。
SBSホールディングスには、不要になったデスクや棚などの什器類、備品などを廃棄処分したい。廃棄物のうちキャビネットや書庫などの金属系は有価で買い取ってもらいたい。使用済みのパソコンや OA機器、廃棄する各種書類に残っている機密データは完全に抹消して外部への情報漏えいを防ぎたい、といったニーズがありました。
当社ではまず、各フロアの不要物を「買い取りが可能なモノ」と「廃棄処分するモノ」に仕分けする作業を実施しました。予め回収対象となる不要物を分類しておくことによって、現場での搬出作業時間を大幅に短縮するのが目的です。
一方、廃棄するパソコンやOA機器は回収後、当社で磁気によるデータ破壊や物理的破壊で処理することで、また、ドキュメント類は破砕および溶解処理を施すことで、機密データを抹消することにしました。
有価買い取りで移転コストを低減
SBSホールディングスのプロジェクトでは、移転後の原状回復のための工事の期間なども勘案しなければならず、非常にタイトなスケジュール設定でしたが、移転作業を実施していたSBSロジコムとの協業により、回収物の事前仕分けなどの下準備や日々の進捗確認等の連携を円滑に進めることで、全フロアの移転と廃棄を納期内に安全に実施できました。
本プロジェクトでは、SBSグループ各社の連携やリユースの活用などの小さな積み重ねにより、不要物のリサイクル率も高めることができて環境負荷の低減に繋がったほか、トータルの負担コストを下げることにも成功しました。
よくあるご質問
定期的な回収であれば、一般廃棄物サービスや機密文書処理といったサービスもご用意しておりますので、お困りの内容についてご相談下さい。