導入前の課題
- 各店舗や支店に産廃処理を任せているため、品質にばらつきがある
- 産廃処理の手続業務も各現場の負担になっている
導入後の効果
- 当社への一括委託で、法令遵守レベルを全社的に均一化できた
- 再資源化にも積極対応できるようになり、処理費用の負担が軽減
- 支店・営業所の従業員は、販売や顧客対応といったコア業務に専念できるように
文書や帳票などの大量の紙ゴミや、不要になった什器類や備品といった産業廃棄物の処理を、支店や営業所、店舗など個々の現場に任せている企業は未だ少なくありません。しかし、産業廃棄物処理の委託先によってサービスの品質や処理費用(コスト)にバラツキがあったり、法令等のルールに従って適正な処理が行われているかどうかを確認するのが容易ではなかったりするなど、現場主導の分離発注にはリスクがあるのも事実です。
大手通信サービス会社のC社様は、産業廃棄物処理の品質やコンプライアンス遵守のレベルを全社的に均一化・高度化するため、当社への一括委託に踏み切りました。これを受けて、当社では、支店・営業所および指定場所から、産業廃棄物や廃棄書類を収集・運搬し、当社の中間処理施設で分別、破砕処理などを行い、リユースやリサイクルするまでの一連のサービスを、C社様にご提供いたしております。
取扱品目は机やイス、棚といった什器類、備品、機密データを含む文書類など多岐にわたります。C社様から廃棄依頼される不要品のうち、まだ利用できたり、中古市場で再販や再資源材としての活用(リサイクル)が見込めるアイテムについては、当社による買い取りも実施することで、処理費用の負担軽減を実現しています。
一括で委託可能な処理スキームは、C社様にとって従来は現場サイドで対応していた手続き業務の簡素化や効率化につながるほか、社会的な信用力を高めることにもなっています。また、「ゴミの処分」というイレギュラーな業務から解放されることで、支店・営業所の従業員は販売や顧客対応といったコア業務に専念できるというメリットもあります。
よくあるご質問
定期的な回収であれば、一般廃棄物サービスや機密文書処理といったサービスもご用意しておりますので、お困りの内容についてご相談下さい。